出馬の耳に念仏/上映まで後16週
 
下町に事務所「ワイクリエイティブ」(墨田区東駒形)を立ち上げて三年。
下町を舞台の「下町ジャングル」という映画が実現されるのにはまだ時間がかかりそうだ。
住んだ町を舞台に映画を撮ってきた。
この「出馬の耳に念仏」は今回の新作「マブイの旅」の東京公開までの僕自身の活動報告と、次回作を念仏のように唱えている下町での独り言を一枚の写真と共に毎週更新していこうと思う。
まず最初に私と長年映画を一緒に創ってきたメインスタッフの紹介から始めたい。
キャメラマンの鍋島淳裕。(通称ナベちゃん)僕より1つ年上の39歳。
鍋と僕とは僕が21才のときに作った16ミリ映画「占いワルツ」以来、18年の長期に渡ってつきあっているキャメラマン。
キャメラマンは監督の女房のようなもの・・・とはよく言われることだが、まさに公私共々彼は僕のことをよくのぞき見、理解しているまさに僕の映画作りに欠かせない男なのだ。
二人が初めて作った自主映画は僕がまだ東京造形大学、鍋が中央大学の大学生の頃。
僕が映画コースの卒業制作を作るために、ある人を介して16のキャメラを廻せる大学生を紹介受けたのが彼だった。
鍋はその後大学を卒業して、栢野さんの助手につき、チーフまで登りつめ、「Shall We Dance?」でBキャメを廻した。
その後僕は数々のバイトをしながら自主映画の借金を返す日々。
28才のときに大蔵映画で成人映画でデヴューするまでにケツに火がついたままの人生だった。
鍋と再会し、こうやって昔と変わらないことをしていて二人でよくもここまで持ったね・・・といつも酒を飲んでつぶやいている。
照明の安部さんとはピンク映画でデヴューして以来、一貫して照明は安部さんでやっている。
正に我が組の常連。自分でオリジナルの照明を作り、それを駆使して、どんなにつらいバジェットでも乗り切ってきた戦友だ。
こうして書いてみると本当に僕たちはある意味最後の古いタイプの映画作りをかじってきた人間だということがよく分かる。
デジタルばかりのご時世にまたいつものスタッフが集まってくれて、フィルムで「マブイの旅」が撮れたことは僕にとって本当に嬉しい。誰がなんと言おうと。
今日7/27は「マブイの旅」チラシ、ポスターの宣伝会議をデザイナーの大溝さん含めて配給宣伝協力のフラックストーンの面々と行う。
さて、どんなビジュアル展開が今回の映画をよりたくさんの人の魂を火をつけるのか・・・
おって報告をする。
出馬

お問い合せ:「マブイの旅」上映委員会 Mail:admin@film-izmax.com
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